月次決算をして毎月の財務の状況を確認し、利益が取れているか?不要なキャッシュの減額がないか?など見ていくのに先日説明した会計分析と同じようにROAやROEを使います。

そこでROAとかROEって、なんでしょうか?

【ROA】
ROAは、総資産利益率のことです。
※先日は、総資本経常利益率の説明をしています。
(こちらは、投下した資本に対する経常利益の割合でした)
管理会計のための知識2:収益性の分析

1億円の資産で1千万円稼ぐのと10億円の資産で1千万円稼ぐのでは、経営の効率が全然違います。
これが、損益計算書(P/L)だけでは、この効率の良い悪いがわかりません。

この効率を見る指標が、ROA(総資産利益率)です。
(貸借対照表(B/S)を分析します)

管理会計ROA

より少ない投資でより多くの利益を上げることができれば、同じ規模でもより成長していくことができると考えられます。

(総資産回転率)
1年間で売上げを上げるために資産は何回転したか?
回転数が多いほどうまく資産を使ったことになります。

(売上高収益率)
売上に対して、どれくらいの利益を上げられたか?
会社の収益力がわかります。
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