電卓なしでは、もう計算仕事なんてできないくらい便利ですが・・・
実は私は、電卓を使うのが下手で、ちゃんと便利な機能を使いこなしてきていませんでした。
それではもったいないので、電卓をフルに使えるように理解したことをご一緒に利用して頂ければと思います。
電卓①

【【電卓のキー:基本的な意味】
キーの意味(メーカーによって、キーの記載が違うので、該当するものを選んで下さい)
①テンキー
1~9,0,00の数字キーの事です。
中央の5のキーには突起があって、ブラインドタッチをする時の目印です。

②小数点キー
(.)は、小数点を表す時に使います。
■1.2は、1(.)2ですが、 0.2の場合は、0を省略できます。 0.2→(.)2

③命令キー
(+)(-)(×)(÷)(=)の加減乗除の計算と和(合計)で使いますが、最後に押したキーが有効になります。
※加減乗除のキーを押すとそれまでの解(答)がでますが、最後は必ず(=)を押します。
■5×+×÷×2=10 と5の次の最後に押した×2で計算します。

④2種類あるクリアキー
(AC)(CA)は、オールクリアで、電卓の保持していたデータを全て消去します。
 ※計算間違いをしないように計算の初めに押しておくのがいいです。
(C)(CE)は、最後に押した数字だけを消去します。
 ※計算途中で間違って押した時に最初からやり直しでなく、このキーを押して再計算ができます。
■1+2+5 を計算したいのに 1+2+3と押してしまったら、1+2+3(C)(CE)5とします。
(MC)(CM)は、メモリ機能を使って入力した数字だけを消去します。

⑤サインチェンジキー
(+/-)は、入力した数字や計算の結果で、プラスをマイナスに変えたり、マイナスをプラスに変えたりできます。
 ■50-15÷3×4を計算したいとき 15÷3×4=20として 50-20=30としなくても
 →15÷3×4-50=-30(+/-)30とします。

⑥桁下げキー
(▷)(→)は、表示されている数字の1の位から順番に消去していきます。
※大きな桁を間違って入力した時などに間違った箇所まで消去して訂正すると1から入れなおすより便利です。
■85,746,000と入力するはずが、 85,776,000としてしまったら、
 (▷)(→)を5回押して、857まで消去して続きの 46000を入力します。

⑦グランドトータルキー
(GT)は、(=)を押した後に表示される計算結果を加算します。
※計算結果を表示する窓に(G)(GT)と表示されます。
■15+2=17、24÷8=3、35-8=27、5×6=30 の答えの合計を計算したい場合
15+2= 24÷8= 35-8= 5×6= (GT) 77

※メーカーによって、GT機能を使うためにスイッチを押すとか2回続けて押すと
GTが消去される機種などありますので、ご自身の利用機種のご確認をお願いします。

⑧パーセントキー
(%)は、百分率の計算をする時に計算命令キーと一緒に使います。
・ある数字の割合を求める時 〇(×)〇(%)
・ある数字に割増した数字を求める時 〇(×)〇(%)(+)(=)
・ある数字に割引した数字を求める時 〇(×)〇(%)(-)(=)
・ある数字が特定の数字の何割かを求める時 〇(÷)〇(%)(=)
・ある数字に増比率を求める時 〇(÷)〇(%)(-)100(=)
※メーカーによって最後に(%)で解と(%)(=)で解のところがあるので、注意して下さい。
■6,000円の20%は? →6000×20(%)(=)1200
 8,000円の30%増は?→8000×30(%)(+)(=)10400
 5,000円の25%割引は?→5000×25(%)(-)(=)3750
 200は、5,000の何パーセントか?→200÷5000(%)(=)4
 12,000円は8,000円の何パーセントアップか?
         →12000(÷)8000(%)(-)100(=)

 
⑨ルートキー
(√)は、平方根の計算をする時に使います。
※このキーは、計算の最後に押します。