
先日、日経新聞の関西版に小さく載っていたのですが・・・
『中小企業支援策をPR 大阪府、金融機関職員向け』という記事がありました。
どういう内容かというと
大阪府は10月中にも府内の金融機関の行員・職員に府の中小企業支援策を案内してもらう取り組みを始める。府の支援策を熟知していない金融機関の職員が多いため、12の金融機関に支援策の資料を収めたCD-ROMを配り、顧客の企業に情報を提供しもらう。
という内容です。
【連携する12の金融機関は、
りそな銀行、池田泉州銀行、近畿大阪銀行、関西アーバン銀行、大阪シティ信用金庫、北おおさか信用金庫、大阪信用金庫、大阪商工信用金庫、大阪厚生信用金庫、永和信用金庫、枚方信用金庫、大正銀行】
それだけ自治体の広報活動が、中小企業に届いていないということでもありますが、中小企業も折角の支援策は、能動的に情報を取得して利用できるものは活用すべきだと思います。
※今回、大阪府はその周知不足を補うため金融機関からパンフレットやチラシを配ろうということです。
連携する金融機関と取引のない企業は、自社で情報を集める必要があります。
これは、大阪府だけでなく全国の自治体で中小企業の支援策というのはありますので同様のものがないのかの参考にして下さい。
今回、大阪府が<相談窓口など中小企業支援機関の利用案内>として出している一覧には、以下の20の案内が載っています。
<相談窓口など中小企業支援機関の利用案内>
1. MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)
2. デザイン総合相談(大阪府産業デザインセンター)
3. ①OSAKA しごとフィールド(中小企業人材支援センター)
②OSAKA しごとフィールド(就活トレンド発信)
★OSAKAしごとフィールド
4. (地独)大阪府立産業技術総合研究所(以下、「産技研」という)
5. 公益財団法人 大阪産業振興機構(以下、「産業振興機構」という)
6. 大阪府よろず支援拠点(産業振興機構が国から委託を受けて設置)
※ 5を参照
<経営・知財・制度融資に関する支援制度>
7. 「経営革新制度」(大阪府承認)のご案内
8. MOBIO 知財サポートチーム
※ 1を参照
9. 府の設備投資応援融資
10. 創業5年未満の開業者の皆様へ(府の開業サポート資金)
11. 設備貸与制度(産業振興機構が実施)
※ 5を参照
<海外展開等に関する支援制度>
12. 中国(上海)ビジネスのサポート機能を強化(産業振興機構が実施)
※ 5を参照
13. 大阪ビジネスサポートデスク(世界9地域の現地企業等に委託)
14. 大阪外国企業誘致センター(O-BIC)
<成長分野関連支援制度>
15. ビジネスするなら大阪!
16. スマートエネルギー分野への技術提案を募集します(大阪スマートエネルギーパートナーズ)
17. 企業立地の優遇制度
<雇用に関する支援制度>
18. プロフェッショナル人材の確保(大阪府プロフェッショナル人材戦略拠点)
19. 大阪府障がい者サポートカンパニー制度
20. 大阪ハートフル基金
補助金や助成金をもらえたり、有利な条件で融資が受けられたり、支払手数料や税金が減免されたり、人を紹介してもらえたり・・・・色々あります。
自社で使えそうなものがあるのに知らなくて使えなかったというのでは、もったいないので、是非調べてみて頂けたら、と思います。
また今後、私の使ったことのある支援策について、実際にどのように申請したか?や利用したか?など情報を書いて行きたいと思います。
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