
今は、どんな会社でも経営の効率化や人員不足など様々な理由から人をどんどん入れていくという事ではなくなっています。
特に管理部門は、経営環境が厳しい会社では外注や人員削減の的となることもあります。
先日ニュースで「メットライフ生命保険」が希望退職を募るリストラを発表しました。
この対象は、営業職を除く事務職です。
管理部門、事務職で生き残って、楽しくやりがいのある仕事をしていこうと思うと・・・
■指示待ち
■やらされ仕事
■ルーチンワークのみ
以上のような人は、難しいです。
■自分で仕事を見つけてやる
■自分から進んでやる
■業務の提案ができる
以上のような人が求められていきます。
そのためには、自分の仕事はこれだけだから・・・と自分で枠を決めないで、ユーティリティープレイヤーを目指しましょう!
ユーティリティープレイヤーになるためには、どうすればいいのでしょうか?
以下、7点!やっていないことがあれば、やってみて下さい!
1.管理部の仕事を網羅すること
・経理だけ、総務だけ、人事だけ・・・ではなくこのどれもできるようになること
2.現在の仕事から1歩深堀して外注ではできない自社独自の提案をすること
・例えば:経理の仕訳入力だけなら現在外注で、〇千円などで可能なので、それだけでなく
管理会計を導入して分析や改善策を提案するなど
人事が募集・採用だけでなく新たな評価基準を提案するなど
総務が補助金申請をするなど
3.外注に出している業務があれば、社内でできないか?検討すること
・人員を増やさず社内ですることによりコストが下がること
(そのための知識をみにつけること)
・例えば:従業員の就業に対する手続き(入退社、休業など)、
会社登記に関する手続き
登録商標申請手続きなど
4.情報セキュリティの知識をみにつけること
・社内システムの構築は、システム関係の部署や外注がしたとしてもセキュリティ対策の整備や教育で事務方を務める
・Pマークの取得やISO 27001(情報セキュリティ)取得の事務方になるなど
5.WEBサイトの運営知識をみにつけること
・自社サイトの更新をする
・自社で、WEBを広告に活用するための手段の提案や事務方をする
・自社製品のECサイト構築の提案や運営をするなど
6.会社での購入品や経費の支払先の価格交渉力をつけること
・相見積もりを取る事はもちろん、条件を交渉して価格交渉をしていく
・金融機関との交渉により良い条件を引き出すこと
7.経営者の視点で会社の経営・運営を見る目を持つこと
・経営企画のような仕事を開拓していく
以上の事をやっていこうと思うと当然、勉強が必要になります。
でも実践を兼ねての勉強であれば、勉強したことが仕事に役に立つので、ただ資格を取るためだけに仕事をするよりやりがいもあります。
勉強の仕方としては、手続き関係は、自社の手続きは資格がなくてもできるので、手続きの方法を書いている書籍を購入して、実際の手続きを行っている役所に相談するとできるようになります。
それ以外は、それぞれ“情報セキュリティ”や“eコマース”などは検定試験の参考書などを参考にして勉強し、実際に検定試験を受けてもいいかもしれません。
とても色んな資格・試験があります。
色んな勉強をしてスキルアップをしてユーティリティープレイヤーになっておくと今の会社での自分や会社の役にもたち、いざ新しい仕事につく時でも役立ちます。
これまでしたことがないことをする、とかこれまでできなかったことができるようになる、という事はとても楽しく仕事に対して前向きになれる事なので、是非進んで頂きたいと思います。
もちろん、私もそうです。
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