中小企業は、なかなかちゃんとした人事評価制度や考課制度がないところも多く、またあったとしても不十分だったりします。
まぁ、人事評価制度というのは永遠の課題というか大きな会社でも十分とか完璧というところはないのかな?とも思います。
人事評価

常にその時々の会社の状態や社会の状況に合わせて改正していかないといけないのだとも思います。

それでも多くの会社がやはり必要性は感じていて、良い人事評価制度を導入したいと考えています。
それにしては、社内の人は忙しくて手がつけられない、とか人事評価制度を作った経験のあるものがいない、とかで人事評価制度を作るための書籍を買ってきて付録についているCDの一覧を利用したり、コンサルタント契約をしたり・・・も多いかな?と思います。

書籍を参考にすることもコンサルタントを頼むのもいいです。
でもその前に!
次の事を社内の全員参加でやってみて欲しいのです!

1)「各自の業務を細かく書き出す」ということです。
人事や他部署が思っているほどやっていることが実は複雑でない事があったり、またそんな事もしているのか、と知らないことがあったり、仕事をしている本人も自分の現在の業務の見直しにもなります。
※全て箇条書き、かかる時間も書き出す。

2)「難易度」を書いてもらいます。
1)で書き出した業務一覧を“10段階で○○業務は、難易度6です。”というのは、難しいですし、他者との難易度に差が出てしまうので、書き出した業務を簡単なものから、難しいものへと並べ変えてもらいます。
そして簡単なものから難しいものまで、どれくらいの経験と知識が必用で、どれくらいの学習とか資格を持っていればできるのか、も一緒に書き出してもらいます。

3)同部署の新人から上級の職位までつなげます。
2)で書き出した業務を部署毎に上司がいる場合は、上司がチェックします。そして、新人の書き出したものから順に上の職位の人のものをつなげます。
※その部署で現在、必要なスキルを新人レベルから最上席まで並べるということです。
一番上の職位の人は、全て確認・チェックかもしれませんが、その場合も実際にどの業務をどれくらいのタイミングでいつ確認・チェックをしているかを書いてもらいます。

4)業務一覧に必要業務の追加をします。
各部署の一覧を社長、人事部、各部署の責任者とで、書き出されていない業務で必要と思われる業務、今後必要になってくる業務や、やって欲しい業務を追加で担当して欲しい部署の一覧に書き足します。

この4つの業務の棚卸、洗い出しが出来てから、書籍やコンサルタントが持っている評価制度と照らし合わせて、自社オリジナルの目標達成シートの作成に入って下さい。

実際は、〇〇方面の技術力を持った人材がもっと欲しいのに目標達成シートに技術部門の社員がみんな「△△方面のスキルアップができるように頑張ります」なんて、書かれても困ります。

そこで、業務一覧で各従業員の現在値と目指して欲しい上の段階が業務一覧でわかるようにしておきます。
〇〇の技術を習得したら、次はその〇〇の技術のチェックと△△の技術の習得ができたら、主任に昇格とか評価制度で〇点とか。

自分の会社の必要な業務を無視した目標を書いて、それを達成できたら高評価にする、というのではどんなに従業員が頑張って目標を達成しても会社自体の成長にはつながらない残念な人事評価になってしまいます。

人事評価は、現在の従業員を点数づけするというよりも従業員が、何をどう頑張れば評価されるのか?目に見えて、会社と個人の目標の達成がわかるものにするのが望ましいと思います。




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