月次決算をして毎月の財務の状況を確認し、利益が取れているか?不要なキャッシュの減額がないか?など見ていくのに先日説明した会計分析と同じようにROAやROEを使います。

そこでROAとかROEって、なんでしょうか?

【ROA】
ROAは、総資産利益率のことです。
※先日は、総資本経常利益率の説明をしています。
(こちらは、投下した資本に対する経常利益の割合でした)
管理会計のための知識2:収益性の分析

1億円の資産で1千万円稼ぐのと10億円の資産で1千万円稼ぐのでは、経営の効率が全然違います。
これが、損益計算書(P/L)だけでは、この効率の良い悪いがわかりません。

この効率を見る指標が、ROA(総資産利益率)です。
(貸借対照表(B/S)を分析します)

管理会計ROA

より少ない投資でより多くの利益を上げることができれば、同じ規模でもより成長していくことができると考えられます。

(総資産回転率)
1年間で売上げを上げるために資産は何回転したか?
回転数が多いほどうまく資産を使ったことになります。

(売上高収益率)
売上に対して、どれくらいの利益を上げられたか?
会社の収益力がわかります。
【ROE】
ROEは、自己資本利益率のことです。
株式投資をやっている方は、ご存じの方も多いと思いますが、自己資本に対する利益の割合を言います。
※先日は、自己資本比率の説明をしています。
管理会計のための知識4:安全性の分析

会社の所有者(=株主)の持ち分を表す自己資本が利益にどれだけつながったかの割合が高い、ROEの高い会社は、株主利益を重視する会社ということで、株式投資などの場合に注目します。

自己資本利益率(株主資本利益率)=1株あたり利益/1株あたり株主資本
1株あたり利益(EPS)=当期純利益/発行済株式数
1株当たり株主資本(BPS)=株主資本/発行済株式数

ただROEが高くても分母である株主資本(純資産)の内の借入金の割合が高い場合は優良企業と言えないので、やはり自己資本比率などと合わせて見ることが大事になります。

会社が、商品(材料)を買って、(作って)販売して、売上代金を回収するには、一定の資金が必要になります。
この運転資金を
運転資本=在庫+売掛金-買掛金(未払金) ということで、この金額が多いほど現金が必要ということになります。
運転資本が大きいほど売れ残りや未回収のリスクがあるということですので、この数字は少ないほど安心と言えます。

毎月の指標を出して、推移を見比べていくと会社の状態がよく理解できます。

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