計算結果に端数が出て、少数以下の解が出ることがあります。
この時の結果をどう表示するのかを選ぶラウンドセレクターキー、小数点セレクター(電卓の表示窓の下についている切替)について説明します。
電卓③

【電卓のキー:基本的な意味】
(メーカーによって記載が違うので、該当するものを選んで下さい。また一部しかないものあります。)
〇ラウンドセレクターキー
①(F)
 小数点の桁数が固定されず、小数点以下を表示窓に表示できるだけ表示します。
 ※ラウンドセレクターキーが(F)位置にあると小数点セレクターは機能しません。
②(C)(cut)(↓)
 小数点以下を指定の桁で切り捨てることができます。
③(UP)(↑)
 小数点以下を指定の桁で切り上げることができます。
④(5/4)
 小数点以下を指定桁数で四捨五入します。
 指定する桁は、小数点セレクターで選びます。

〇小数点セレクター
①(54320ADD2)(F 3210A)の数字の選択は、
ラウンドセレクターキーを(F)にしている時には、機能しません。
ラウンドセレクターキーを(C)(cut)(↓)(UP)(↑)(5/4)にセットしてある時に何桁で、“切り捨て”“切り上げ”“四捨五入”をするのかの指定をします。
※小数点以下の表示が必要ない場合は、「0」です。

②アドモード・アディングモード(ラウンドセレクターキーの(ADD2)・(A))
 加減算で自動的に小数点の位置を下位から2桁目に指定します。
 ドル、ユーロなどを補助通貨(セント)で計算するのに使います。
■$1.45+$45.00= (1ドル45セント+45ドル =)
(ADD2)(A)にセットして
145(+)4500=46.45($46.45 46ドル45セント)
※145(+)と入力した時点で表示も1.45となる。
※$45.00などは、4500と入力する事


〇グランドトータルキー(GT)
セレクタキーを(GT)の位置にしておけば、(GT)キーを使って集計ができます。
計算をして(=)(%)を押して得られた答えを集計用(グランドトータル)のメモリに保持します。
■100+200=300、 250+400=650 (GT)950
 →保持されていた300と650を集計して、950と出します。

※グランドトータルに集計されている時は、表示窓にGT/Gと表示されます。
※((GT)を2度押しするか、(AC)(CA)キーを押すと消せます。

電卓を使っていて、何か表示が変だなぁ?と思ったら、このラウンドセレクターキーや小数点セレクターがいつもと違う位置に来ていないか?確認してみて下さい。

スポンサードリンク

コメントする

名前
 
  絵文字